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社内ラジオの運営体制のコツ、事務局の役割を徹底解説!

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社内ラジオを成功させるかどうかは、「事務局」の働きにかかっています。面白いコンテンツとして社員に愛されるのか、それとも物珍しさだけで定着せずに、廃れてしまうのか。

これを左右するのが事務局の運営体制と役割です。株式会社オフィスエンニチは社内ラジオを運営する事業者ですが、全体のプロジェクトの一部なのです。

社内ラジオを「会社全体のコミュニケーションプラットフォーム」として成長させるためには、事務局の役割は絶対的に重要です。今回はそのポイントを解説します。

記事を書いた人

高間 俊輔

株式会社オフィスエンニチ 代表取締役

社内ラジオの事務局の3つの役割

社内ラジオを運営する事務局の役割は、大きく分けて3つの柱に分類されます。プロデューサー、ディレクター、社員DJの役割があります。それぞれの担当がどのように動けばラジオが盛り上がるでしょうか?

プロデューサー(監督)

社内ラジオの成功は、全体の戦略を立てる「プロデューサー」の手腕は重大です。プロデューサーは、ラジオが社内に浸透するための方向性や戦略をデザインする「監督」の役割を担います。

プロデューサーの主な役割

社内コミュニケーションの戦略立案

ラジオの目的を明確にし、それをどう実現するかを計画します。たとえば、社員間のコミュニケーション活性化を目指す場合、全社員が気軽に参加できる企画を優先させます。

社内の雰囲気づくり

ラジオが社員にとって身近で楽しい存在になるよう、雰囲気を整えるのもプロデューサーの重要な仕事です。

公開範囲をあえて限定して

「聞いてみたら、めちゃめちゃ楽しかった」

「出演したら、すごく楽しかった」

などの声がちらほら出てくる、という事実を演出する方法や、一般社員を巻き込み、経営層への展開は後回しにする戦略も有効です。

経営者への配慮

「経営層のラジオ出演を検討したい」という場合も、無理に誘わず、経営者が「自分も出たい」と、声をかけてくるのを待つくらいの奥ゆかしさも大事です。

ディレクター(演出家)

戦術の策定
各エピソードやコーナーを実際に進めます。具体的には、ゲストの選定やトークテーマの決定、スケジュール調整などを担当します。

ディレクターの主な役割

ゲストのブッキング

社内ラジオを盛り上げるには、ゲストトークは必須。同僚が出演していると、社員は聞くものです。ゲストの手配はディレクターの役割でしょう。

収録内容のチェック

完成した内容を事前に確認し、問題ある内容が含まれていないか、音質などをチェックします。

オフィスエンニチの高間は尖った内容を発信したいのですが、面白さとリスクが同居することはあります。

社内へ配信する際のリスクを考慮して問題になりそうな箇所にメスを入れる役割です。

配信の管理


社内ポータルや、メールなどでラジオを社員に実際に配信します。この仕事は重要です。配信メールが見にくいものや魅力的でないと、見られにくいでしょう。

社員DJ(俳優)

社内ラジオの顔ともいえる「社員DJ」の存在は、リスナーにとって非常に重要です。パーソナリティとしての役割を担う社員DJは、ラジオ番組の顔です。

社員DJの主な役割

社内の声を代弁する

社内ラジオは、社員の思いや意見を代弁する場でもあります。リスナーが共感しやすい話題やトークテーマを考えたり、自分の意見をもっておくことは大事です。

自分らしさを発揮する

DJ自身の個性がラジオの魅力を左右します。楽しい雰囲気やユーモアを交えながら、自分らしいトークを心がけると、社員に親しみを持たれます。

何よりも大事なのは、事務局が伝えたい雰囲気を演出することです。トーンアンドマナーというやつです。

番組の進行

トークの流れを円滑に進めるため、リスナーに分かりやすく、親しみを持ってもらいます。

補助役としてのアシスタントディレクターやコーナー担当者


事務局のチームをさらに補強する役割として、以下のメンバーを配置するのもめちゃ大事。集まって来るのが理想です。

現場の声を集める


社員の声を聞き取り、ラジオに反映させるのが仕事です。たとえば、社員から「こんな話題を取り上げてほしい」「こんなコーナーがあると面白い」といった意見を集め、ディレクターに共有します。

コーナー担当者(専門性を活かした出演)


音楽コーナーのナレーション担当

社員のリクエスト曲や、会社に合ったテーマソングを紹介します。

クイズ担当

楽しいクイズを用意してリスナーを巻き込む企画を担当。

占い担当

社内ラジオの冒頭やエンディングで、占いを取り入れて気分を盛り上げる役割を担います。

ラジオは次第に社員に定着していくと、役割を担いたい社員が増えます。こうして、社内ラジオが社員の遊び場になり、コミュニケーションの中心的なプラットフォームへと成長していきます。

社内ラジオを成功に導くチーム運営のコツ

社内ラジオを成功させるには、事務局の運営体制がカギを握っています。プロデューサー、ディレクター、社員DJがそれぞれの役割をしっかりと担いながら、アシスタントディレクターやコーナー担当者と協力して進めることで、ラジオは社員に愛される場となります。

盛り上がるラジオを目指してチーム一丸となって取り組み、最終的には「社員のラジオ」として会社全体のコミュニケーションを活性化させるプラットフォームに成長させて行きましょう。

この記事が事務局担当者の参考になれば幸いです。

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