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物流・運輸関係の会社にこそ勧めたい「社内ラジオ」

takama

「一度は使ったことがある」という人も多いのではないでしょうか。タクシーアプリ「GO」。このアプリを提供するGO株式会社(本社・東京都港区)は、2022年秋から音声のみの社内報配信を始めたと新聞で知りました。(Voicyの声の社内報は現在サービスを終了していますので、他の方法で発信されているものと思います)

記事を書いた人

堀 美和子

おもしろPR
プロデューサー

手が離せないから、お耳を拝借。
配車アプリの会社が、なぜ音声の社内報を?記事を読み進めると、その背景にはタクシー乗務員とのコミュニケーションをもっと良くしたいという狙いがありました。確かに、文字や映像ではなく音声であれば、タクシー乗務員が運転中や休憩時間に気軽に聞くことができます。

社内報は「どれだけアクセスしやすい環境を作れるか」が鍵。そう考えれば、音声による社内ラジオの導入はとても理にかなっています。運転中など「手が離せない」状況が多い物流・運輸関係の仕事には、まさにうってつけのツールです。

https://go-on.goinc.jp/n/nfcf7fdd6df6e

人にフォーカスした放送で人気。経営者もフランクに発信

GO株式会社の「声の社内報」は、広報担当者が企画し、社員が出演する形式です。人に焦点を当てたエピソードが人気で、「気持ちが動いた話じゃないと面白くない」という会長の言葉が印象的です。

このようなアンオフィシャルな場では、経営者もフランクにメッセージを発信できます。例えば、社内ラジオを通じて物流業界での成功事例や、荷主さんとの良い関係構築、顧客から褒められた接客事例などを共有することで、全社的なモチベーションを向上させることが期待できます。

「仕事しながら耳だけ傾けて」って、リモートワークが日常茶飯事になったIT系の企業やなんかの専売特許かと思われがちですが、そうではなさそう。物理的に“手が離せない”お仕事でも、耳はフリーです。

よほどの集中を要求される場面以外は、耳からなんとなく音声が入ってくる方が、調子が出たり、作業がはかどったり・・・しますよね。シーンとしたオフィスではなく、適度に人の声や(雑)音がするコワーキングスペースやカフェ、更にはマクドナルドなどの方が仕事が進む!という方も多いはず。

離れたところにいるスタッフ間の理解も深まる

社内ラジオなら。離れたところにいるスタッフとも声を通してつながれる。物流・運輸業で働く方は社内にいる時間は短い。そして、メンバー同士が別々に働くことが多いでしょう。だから、運転しながら、倉庫作業をしながら、ラジオを聞くのはほっとする時間にもなるでしょう。

「あ、いつものあの人だ」「この人の声って好きだ。どんな人だろう」と関心を持つことは、エンゲージメントを高める一助にもなります。

離れていても気軽につながれるのが社内ラジオ。当たり前過ぎて見過ごしがちですが、とっても大事なことだと思います。

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