社内ラジオが社内広報を変え、社外広報を変える?その魅力と可能性
社内広報といえば何を思い浮かべますか?社内報やメールマガジン、最近では動画配信も増えてきましたね。しかし、これらは「活字だから読まれにくい」「動画だと見る時間がない」といった悩みもつきものです。そんな中、じわじわと注目を集めている媒体が 「社内ラジオ」。
今回は、なぜ社内ラジオがこれからの社内広報で役に立つのか、その魅力をお伝えします。
記事を書いた人
堀美 和子
おもしろPR
プロデューサー
社外広報のカギは社内広報にあり?
まずは大前提として、社外に向けた広報活動の成功は、社内の情報共有から始まるという点を押さえておきたいです。会社全体でどんなプロジェクトが動いているのか、どんな成果が生まれているのか。これらを社員みんなが知ることで、新しい発見があったり、アイデアが広がったりして、より強力な広報ネタになります。
しかしこれまでの、いわゆる社内報(活字メディア)だと「読み飛ばされる」ことも多い。私も経験がありますが、受け取っても「あとで読もう」と思ったまま忘れてしまったこと、ありませんか?
社内ラジオの「ながら聞き」の強み
そこで注目したいのが社内ラジオ。耳だけでよいので、通勤中や作業中でも気軽に聞けます。これが 「ながら聞き」 の強みです。例えば、社内ラジオではこんな内容が発信できます。
- 新プロジェクトの裏話や成功談
- 社員インタビューで垣間見える人柄
- 経営陣の想いを語る特別コーナー
OB・OGに聞く「我が社のプロジェクトX」
動画社内報と違い、画面に集中しなくていいのも大きなメリットですし、音声だからパーソナリティの語り口や声のトーンから臨場感や感情が伝わりやすいです。
社内広報が社内コミュニケーションを活性化する
さらに、社内ラジオには情報の「発見」と「共有」という魅力もあります。例えば、ある部署で行われているユニークな取り組みがラジオを通じて紹介されると、他部署の社員が「そんなことをしていたのか!」と気づきます。
これはまさに社内広報。
知ることがきっかけでコラボレーションが生まれることも。また、普段あまり接点がない社員の声を聞くだけでも、「この人に話しかけてみよう」という気持ちになるかもしれません。そうやって、社内のコミュニケーションがどんどん広がっていくかも。
社内ラジオで行う社内広報が埋もれた経験を掘り起こす
社内ラジオは、今まで見過ごされてきた「埋もれた経験」を掘り起こすツールとしても期待が高いです。例えば、日々の業務報告書に隠れている小さな成功エピソード。社内ラジオで取り上げて、社内に広報を行う事で、社員全体に共有できます。
また、新入社員のインタビューや、趣味の話題など、仕事以外の部分でも共感が生まれやすくなります。共感からしか、本当のモチベーションは生まれません。社内広報は馬鹿にならないパワーを持っています。
「社内ラジオ」の導入で新しい社内広報を
これからの時代、情報を共有する方法はもっと柔軟で多様であるべきだと思います。その中でも、社内ラジオは間違いなく有力な社内広報ツールのひとつ。
耳で聞くだけだからこそ可能な「手軽さ」と「以外な臨場感」。なぜだか、ラジオを聞いているだけで、話し手の経験を追体験している気持ちになるのが、不思議なところ。
この特徴は他にありません。社内広報を次のステージへ進めてみませんか?あなたの会社にも、新しいコミュニケーションの形をもたらしてくれるはずです。