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あなたにも必ずある欲求、社内ラジオが生み出すつながりは、イギリスのブライトンにヒントが

takama

カフェに置かれたPOP「TABLE TALK」

Facebookを見てたらこれに目が留まりました。

引用:https://www.facebook.com/photo/?fbid=639887421892148&set=a.182155737665321

ロンドンから南へ約1時間、ブライトン市内のカフェに「TABLE TALK」と書かれたPOPが置かれているのだそうです。

誰かとお喋りしたい人用のテーブル/席です。

『THE BIG ISSUE JAPAN372号』が伝えるところによると、そのカフェでは、このPOPのおかげで見知らぬお客さん同士の会話が増えた、と。

ユルクつながれる場って、会社や組織でも要る

上記リンク(の漫画)にあるとおり、この仕組み、「いいなぁ」と思いました。

私は基本、どこでもなんでも一人で行動する派なんですが、それでも時には無性に誰かと喋りたくなる時がある。

今どき長電話でもあるまいし、リアルで「今すぐ会いましょう」も難しい。そんな時、こういうPOPが置いてあるカフェが近くにあったらいいなぁと思うんです。人って基本、誰かに話を聞いてほしい生き物ですから、ユルクつながれる場があってほしい、と。

プライベートでもそうなら、働く人が日々の大部分を過ごす会社なら、もっとそうかもしれない。働く場であっても、ユルクつながれるって、大事かもしれない。

かつてそういう役割を担ったのは、

「喫煙室(通称:タバコ部屋)」や、給湯室、赤ちょうちんなど。

しかし平成から令和になるにつれて、聞かなくなりました。今その代わりといえば、「リフレッシュスペース」とかでしょうか。たとえどれだけリモートワークが進もうと、フラッと来て話せる場所、他愛ない会話ができる場所が必要な気がします。

弱さも意外性も包み込むのが社内ラジオ

身びいきと言われたらそれまでなんですが、ひょっとしたらその役割、社内ラジオが担えるんじゃないか、って思ってます。

収録日を周知しておいて、「誰でも話したい人、来てください」とか。テーマを設けるもよし、井戸端会議風になんでもありでもよし。別に活躍譚ばかりでなくていい。人って“弱さ”とか“不完全さ”、或いは意外性に惹かれる存在ですから。

例えば、完璧に仕事をこなすと思ってた人が、実はワンちゃんにメロメロ。その愛犬のことで困ってて「同じような経験した人いませんか?」とかって喋ったら、「あの人ってそうだったの?」とか、「人は見かけによらないな~」ってなる。

同じ問題に悩む愛犬家同士つながるかもしれないし、そんな人なら一度話してみたいと思う人も出てくるかもしれない。気が付けば、“興味・関心の連鎖”が起こり、社内に“知ってる人”が増えていったり。

ユルイ関係性を社内に作るきっかけ、それが社内ラジオの役目の一つかも、って思ってます。

社内ラジオ、やるかやらんか。それもユルク決めていい。でも、やるとやらんとでは、あの大阪の有名な豚まん(肉まん)のCMのように、「ある時〜!アハハハハハハ!」、「ない時~(ショボン)」くらいの差は、生まれそうです。

記事を書いた人

堀 美和子

おもしろPR
プロデューサー

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